翻訳と辞書
Words near each other
・ F/X 引き裂かれたトリック
・ F/X2 イリュージョンの逆転
・ F1 (エレメカ)
・ F1 GRAND PRIX (ゲーム)
・ F10xシリーズ
・ F12F (航空機)
・ F14C (戦闘機)
・ F14C (航空機)
・ F1GPニュース
・ F1エイト
F1カー
・ F1ガム
・ F1キッド
・ F1グランプリ
・ F1グランプリ特集
・ F1コンストラクターの一覧
・ F1コンストラクターズチャンピオンの一覧
・ F1コンストラクター協会
・ F1サーカス
・ F1サーキットの一覧


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

F1カー : ウィキペディア日本語版
フォーミュラ1カー

フォーミュラ1カー (Formula One car) は、フォーミュラカーの一種でF1世界選手権において使用される競技用自動車である。
一般用量産自動車のように生産性やコストを優先して素材を選定するのではなく、素材そのものの特性(重量、強度など)を第一に考慮するため、高コストな素材(チタン合金、カーボンファイバー (C-FRP))が頻繁に使われる。近年はコスト削減の流れから、使用する素材に制限が加えられる場合がある。
== シャーシ ==

カーボンファイバー製のモノコックが全てのチームで採用されている。カーボンファイバーは強固だが柔軟性に欠けるため、カーボンファイバーの間にアルミニウム製のハニカム(六角構造のアルミニウム構造物)を挟んでいる。レギュレーションでは、シャーシの材料については特に言及されていない。しかし、シャーシの強度を確かめるクラッシュテストがシャーシ各部に実施され、この条件を満たすにはカーボンファイバー製以外では困難になってきていることも、カーボンファイバー製のシャーシしか存在しない一因となっている。レギュレーションではサバイバルセルと表現される。
シャーシの製造はチーム毎に行われ、カーボンファイバー製品の製造に必須なオートクレーブはチームが所有していることがほとんどだが、外注しているチームもある。
最初期はラダーフレームといった簡素な構造にシンプルなデザインのものが多数を占めていたが、エンジンパワーやマシンの速度が向上するにつれて、ラダーフレーム → バスタブ構造 → モノコック構造というように、より動的車体剛性が高い構造に切り替わっていった。さらに、空力が追求されることで形状も複雑なものへと変化していった。
シャーシの材料としては1980年代半ばまで、ほとんどアルミニウムが使用されてきたが、1980年代の大出力のターボエンジンの強大なパワーを支えることや、速度上昇によるシャーシの強度アップが求められた結果、カーボンファイバー製以外のシャーシは駆逐された。同様に、エンジンカバーなどの空力パーツやサスペンションアームなどは軽量化や強度アップの面からシャーシと同じくカーボンファイバー製のものが多数使用されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フォーミュラ1カー」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Formula One car 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.