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雑種第一代[ざっしゅだいいちだい] 雑種第一代(ざっしゅだいいちだい、first filial generation)とは、生物において、ある異なった対立遺伝子をホモで持つ両親の交雑の結果生じた、第一世代目の子孫のこと〔生物学辞典 【雑種第一代】 〕〔遺伝学用語辞典 【雑種第一代】 p135〕。F1 と略記される。 一般には、F1品種の農作物は、その一世代に限って安定して一定の収量が得られる品種として知られ、多くの種苗会社が力を入れる分野となっている。 雑種第一代は両親の遺伝子をヘテロで持ち、遺伝子型は均一である。雑種第一代の示す形質が両親のいずれよりも優れる場合、この現象を雑種強勢という。逆に劣る場合には雑種弱勢と呼ばれる。特に前述の雑種強勢を利用して、より有用な形質を伸ばす方向に品種改良されたものは一代雑種や一代交配種などと呼ばれ〔遺伝子工学キーワードブック 【一代雑種】 p37〕、家畜や農作物などの農産物の改良に応用されている〔デジタル大辞泉 【一代雑種】〕。 == 出典 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「雑種第一代」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 F1 hybrid 」があります。
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