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『FCTワイドニュース』(エフシーティーワイドニュース)は、福島中央テレビが1970年4月1日(開局当日)から1974年12月28日まで放送していたローカルニュース番組。福島県内のローカルワイドニュースとしてはこの番組が初となる。 == 概要 == FCTが開局したことに伴い、「県民総出演」をスローガンに据えてスタート。番組には坂本弘のほか、会津・県北・県南・浜通り各地方から選出の素人キャスターが毎日4人ずつ出演し、県内の話題などを伝えた。坂本は一般的なニュース(政治・経済・事件事故など)を担当し、素人キャスターは季節の話題のようなトピックスものを担当した。 この番組がスタートした当時は、日本各地でローカルワイドニュースの放送が開始された時期であり、素人キャスターを起用するという企画の目新しさから、当時の朝日新聞で他のローカルワイドニュースとともに紹介されていた。番組は、当時NHK福島放送局がラジオで放送していた、『四局通信』という福島・郡山・会津若松・平をリレー式に結んで各地の話題を紹介する番組をヒントにしたという〔『燃えろFCT PART2』(1980年4月発行)より。〕。 放送開始当初のセットは坂本が一番左の席で、各地方のキャスターの位置には各地方の代表的な写真(中通り=吾妻小富士・国道を走る車、会津=鶴ヶ城、浜通り=小名浜)が貼られていて、一番左側のFCT社屋の写真には「ふくしま東西南北」と書かれていた〔2008年3月に放送された『ゴジてれシャトル』最終回の総集編でも放送されたが、局内に映像が残っていなかったためか、写真にナレーションによる解説のみであった。〕。後期には黄色いラインが描かれたセットを用いていた。 1974年12月に『NNNジャストニュース』がスタートしたのに伴い、番組は終了。1975年1月からは15分番組の『FCTニュース』になり、FCTの本格的なローカルワイドニュースは1983年4月に『ふくしまToday』がスタートするまで8年強にわたって存在しない状態となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「FCTワイドニュース」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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