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FCジロンダン・ドゥ・ボルドー : ウィキペディア日本語版
FCジロンダン・ボルドー[えふしーじろんだんぼるどー]

フットボール・クルブ・デ・ジロンダン・ドゥ・ボルドーFootball Club des Girondins de Bordeaux)は、フランスボルドーに本拠地を置くサッカークラブチーム。なお、「ジロンダン」とは、「ジロンド県の」という意味である。
== 歴史 ==
現在はフランスリーグリーグ・アンに所属しており、1881年に設立されたフランスで2番目に歴史のあるサッカークラブ。ヨーロッパでは「ジロンディンズ」と呼ばれている。黄金期を迎えたのはリーグ優勝3回・フランスカップ2回制覇した1980年代。
1995-96シーズンには、中心選手であったMFジネディーヌ・ジダン、DFビセンテ・リザラズ、FWクリストフ・デュガリーらの活躍により、UEFAカップで準優勝に輝いた。
2007年夏、監督経験のないローラン・ブランを招聘し、MFアルー・ディアッラ、DFマチュー・シャルメ、DFスレイマン・ディアワラなど守備的な選手を補強して、シーズンに臨んだ。FWフェルナンド・カベナギが15得点とエースの役割をしっかり果たし、新戦力も軒並み期待以上の活躍を見せた。勝ち点4差でリヨンに引けを取ったが、最終節まで優勝争いに絡み、2位という好成績を残した。ブラン監督はキャリア1年目にしてリーグ最優秀監督に選出された。
2008年夏に司令塔のジョアン・ミクーが引退したが、ACミランからMFヨアン・グルキュフをレンタルで、SMカーンから2007年にリーグ・ドゥMVPに輝いているFWヨアン・グフランを完全移籍でそれぞれ獲得した。2008-09シーズンはUEFAチャンピオンズリーグに出場し、グループリーグ3位という結果に終わった。チャンピオンズリーグ敗退により回ったUEFAカップでは決勝トーナメント1回戦でガラタサライに敗れた。一方、国内リーグ戦はMFグルキュフ、MFディアッラやエースとなったFWマルアーヌ・シャマフら主力の活躍により、終盤にリーグ新記録となる11連勝でオリンピック・マルセイユ、リヨンをかわし、10シーズンぶりのリーグ優勝を果たし、リヨンの連覇を7で止めた。またリーグカップ決勝でヴァンヌOCを倒して2シーズンぶりの優勝も決めた。
ちなみに11連勝でシーズンを終えたボルドーは2009-10シーズンに開幕から3連勝し、14連勝の記録を作った。2009年8月30日のマルセイユ戦で引き分けたために連勝記録が止まった。
2009年1月にブラン監督との契約を延長し、5月下旬にMFグルキュフを完全移籍させた。2009年夏にDFディアワラをライバルのマルセイユに引き抜かれたが、それ以外の主力選手は残留し、GKセドリック・カラッソ、MFヤロスラフ・プラシルなど層の薄いポジションの補強に努めた。こうして臨んだ2009-10シーズンは、チャンピオンズリーグのグループリーグを首位通過したものの、決勝トーナメント準々決勝でリヨンとのフランス対決に敗れた。リーグ・アも前半戦は2位のリールに9ポイントの差をつけて首位で折り返したものの、2010年1月に次期フランス代表監督候補にブランの名前が挙がった事が決定打となり、後半戦以降は一体感を失い、4月は全く勝てなかったのも合わせて大失速。リーグでは6位に沈んだ。2010-11シーズンは、ブランのフランス代表監督就任によりジャン・ティガナが監督に就いたが、MFグルキュフとFWシャマフの移籍もあってチームは更に不振を極め、ティガナ監督はシーズン途中で辞任。2011-12シーズンはフランシス・ジロを監督に据え、リーグ5位となり、UEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「FCジロンダン・ボルドー」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 FC Girondins de Bordeaux 」があります。



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