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デッツォーラ島根EC(デッツォーラしまね、)は、島根県浜田市を本拠地とするサッカー中心のスポーツクラブである。サッカーのトップチームは中国サッカーリーグに所属している。旧称、FCセントラル中国。 == 概要 == 2001年4月にFCセントラル中国を創設。チームは島根県で登録をしているが、元々は広島県にあったため、事務局の所在地、練習場は広島県山県郡北広島町と、ホームタウンと異なっていた。2012年から事務局が島根県浜田市に移転したことが明らかになった(後述)。2008年よりチーム名をデッツォーラ島根へ改称し、浜田市及び周辺地域をホームとする立場から、島根県全県ホームへという立場へとシフトした。 名称の由来は、ポルトガル語で「神様」を意味する「Deus (デウス)」と「やあ、ようこそ」を意味する「Ola (オラ)」とを組み合わせた造語から。これに「スポーツクラブ」を意味する「Esporte Clube (エスポルチクルービ)」をつけている〔公式サイトクラブ情報ページ より。〕。エンブレムにはヤマタノオロチがあしらわれている。 ホームスタジアムは、FCセントラル中国時代では浜田市にある浜田市陸上競技場とサンビレッジ浜田〔サンビレッジ浜田は2012年から人工芝グラウンドが設置され、再度ホームスタジアムとして利用されることになった。〕を主に使用していたが、チーム名をデッツォーラ島根に改称して全県ホームを強調したことに伴い、2008年シーズンからは浜田市陸上競技場に加え、松江市営陸上競技場(松江市)、三隅中央公園陸上競技場(浜田市)、浜山公園陸上競技場(出雲市)、島根県立サッカー場(益田市)などを使用している。このうち松江市営陸上競技場については、2010年に松江シティFC(当時の名称はヴォラドール松江)が中国リーグに昇格してきたこともあり、同年以降このチームのホームスタジアムとしては使用された実績がない。2012年のホームゲームは、浜田市(陸上競技場、サンビレッジ浜田)・益田市(県立サッカー場)でのみ開催されたが、それ以降は浜山公園陸上競技場での開催も復活している。ただし、2016年シーズンのホームゲーム開催はサンビレッジ浜田を中心に、島根県立サッカー場、真田グラウンド(吉賀町)で組まれている。 2004年に石見FCを破って天皇杯決勝トーナメントに初出場して以来、同じく浜田市を地盤とする浜田FCコスモスが出場した2009年を除いて2011年までは毎年のように出場していたが、2012年には出場権を逃した(後述)。 2011年シーズンの中国サッカーリーグにて島根県勢として初めて優勝し、2007年以来4年ぶり2度目の全国地域リーグ決勝大会への出場権を獲得したが、1次ラウンドで惜しくも敗退し、JFLへの昇格は出来なかった。 2012年から運営形態が変わり、運営法人として社団法人が設立される予定であると、クラブの公式サイト上で発表され、その後、クラブ事務所が島根県内(浜田市)に移転したことが明らかになった。法人名は一般社団法人中国ウェルネススポーツネットワーク〔このページ に法人の詳細が掲載されている。クラブ公式サイト。 2012年11月1日〕という。また、2012年3月から公式Twitterアカウントの、同8月から公式Facebookページの運営を開始した(外部リンクの項参照)。 2012年シーズンも中国サッカーリーグを連覇した。しかし、前年に続いて出場した全国地域リーグ決勝大会では前年同様に1次ラウンドにて敗退し、また天皇杯島根県代表の座についても松江シティフットボールクラブの前に惜敗したため、逃している。 2013年シーズンに向けては、2012年までサウルコス福井で監督を務めていた石田学を、新監督として招聘した〔〔2013年度新監督就任のお知らせ クラブ公式サイト。2012年12月20日〕が、シーズン終了後に辞任している。 2014年はシーズン途中にアランが加入するなどしたが、最終的にリーグ優勝を逃し、2015年も2試合を残し、松江シティFCに優勝をさらわれている。また、2015年は天皇杯の出場権も、決勝戦で松江シティFCに敗れたことにより逃している。 2014年以降、公式サイトの更新が徐々に停滞するようになった〔2015年8月現在、公式サイトは諸事情により更新を停止している。〕代わりに、情報発信の拠点をFacebookページに移している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「デッツォーラ島根」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dezzolla Shimane 」があります。 スポンサード リンク
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