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FDM法 : ウィキペディア日本語版
熱溶解積層法[ねつようかいせきそうほう]

熱溶解積層法(ねつようかいせきそうほう、、FDM)は、1980年代後半に米国 ストラタシス社のスコット・クランプによって開発されたラピッドプロトタイピング3Dプリンタにおける造形方式の一つ。
1990年に商品化され、商標についてはストラタシス社が保持しているが特許権は2009年に基本特許の保護期間が終了した〔2014年2月の重要特許期限切れで3Dプリンターが爆発的に拡大! 〕。
== 原理 ==
熱可塑性樹脂フィラメントを高温で溶かし、積層させることで立体形状を作成する。
樹脂スプールを造形ヘッド内のプーリーで押出し、その先のヒーター樹脂を溶解しながら、押出された樹脂を造形テーブルに押し付けるように積層を行う。
原理としては溶かした樹脂を積層するだけの非常にシンプルなものだが、熱可塑性樹脂により収縮率・線膨張率・溶解温度などの諸条件が違ううえ、
型を使用しない方式のため作成する形状により前記条件が大きく変わってくる事もあり、実際にはこの方式で立体物を作成するには多大なノウハウと条件データが必要になる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「熱溶解積層法」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fused deposition modeling 」があります。



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