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『ファイアーエムブレム 覚醒』(ファイアーエムブレム かくせい、Fire Emblem Awakening)は、任天堂より発売されたシミュレーションロールプレイングゲームである。 == 概要 == 『ファイアーエムブレム』シリーズの第13作目。キャラクターデザインはコザキユースケが担当。初回限定のスペシャルパックも同時販売された。 開発コンセプトとしてシリーズの集大成を謳っており、『外伝』や『聖魔の光石』の「フリーマップ」、『聖戦の系譜』や『蒼炎の軌跡』の「スキル」、『新・紋章の謎』(『烈火の剣』)の「マイユニット」(軍師)など、過去作品で好評だった要素を積極的に盛り込んでいる。 シリーズ初の試みとしては、3D立体視の対応、2つのユニットが同時に戦闘に参加することで自軍有利の2対1の状況を作れる「デュアル」システム〔公式ウェブサイト 「About the Game 『仲間を活かして戦局を切り開く』」。〕、『蒼炎の軌跡』では限定的だった声優の全篇採用〔ただしフルボイスかつ一字一句同一なのはデモ(アニメ)シーンや重要なイベントの一部のみで、それ以外の場面ではライブラリー音声を使い回す方式での肉声表現となっている。〕などがある。 任天堂で初めて有料のダウンロードコンテンツの販売が行われた作品でもある。また、ストーリーにタイムトラベルを含むSF的要素が存在するのも特徴。 海外での移植・輸出版タイトルは『FIRE EMBLEM Awakening〔欧文の用法としての言い換え=本題と副題を区別する意味の 「:」(コロン)を併記している場合もある。〕』(ファイアーエムブレム・アウェイクニング)。 本作はシリーズ集大成として製作され、過去作における様々なシステムが多く導入されている。その背景にはエムブレムシリーズの売上が低迷していたこともあり、当時の任天堂営業本部長から、本作がシリーズの最後になることが通告されていた。結果的に国内だけで40万本以上の売上を記録し、海外ではシリーズ最高の売上を記録したことでシリーズの存続が決定した。 リリース後にはカプコンのWii U専用ソフト『モンスターハンター フロンティアG』とのコラボレーションが行われ、「クロム」と「ルキナ」の2人が装備品によって再現されるというスター・システム的な要素で出演している〔「Wii U版「モンスターハンター フロンティアG」と「ファイアーエムブレム 覚醒」のコラボが決定。クロムとルキナを模した武具が登場 - 4Gamer.net 」 4Gamer.net、2013年12月6日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ファイアーエムブレム 覚醒」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fire Emblem Awakening 」があります。 スポンサード リンク
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