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特定非営利活動法人エフエム和歌山(エフエムわかやま)は、和歌山県和歌山市および岩出市を放送区域として超短波放送(FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。 バナナエフエムの愛称でコミュニティ放送をしている。 == 概要 == * エフエム和歌山が開局するまで、県庁所在地にNHK以外の県域放送・コミュニティ放送の両方が無いのは、和歌山市のみであった(1994年の世界リゾート博開催時に(FMリゾートわかやま JOYZ-FM)が、1995年の八代将軍吉宗展の際に(FM吉宗、JOYZ7A-FM)がイベント放送局として開局したことはある。)。 * 2008年3月15日から試験電波を発射、和歌山市の約90%、岩出市の約90%、紀の川市の約50%の合わせて16万4,000世帯で聴取できると想定している。4月1日午前10時より、放送を開始している。 * 送信所は和歌山市中心部で、100mの高さがあるモンティグレ屋上にある。 * 周波数87.7MHzの語呂合わせで、愛称は「バナナFM」。キャッチフレーズは、「Sweet Banana FM」 * クロージングの音楽は、グリーグ「ピアノ協奏曲第1番・第3楽章」の終盤である。この曲はテレビ和歌山でも、アナログ放送終了時までクロージングに使用されていた。 * 他の放送局のネットを受けておらず、24時間自社制作番組の放送を行っている。 * 番組は朝・昼・夕にワイド番組があり、その他はほとんどの番組が60分番組となっている。 * サテライトスタジオは基本的に公開スタジオであり、演奏やヨガ番組の生放送をスタジオ内で聞く事ができる。 * 毎週水曜日12時15分頃に、FM TANABEと回線を繋いで同時生放送を行っている。 * 2011年6月1日より、SimulRadioに参加しインターネットラジオが開始された。 * 2011年12月、公式アンドロイドアプリを発表した。手軽に自分の声を録音、送信し、アプリで録音された声が放送されるという、全国初の取り組みを行なっている。 * 2011年3月、公式iPhone用アプリを発表した。Androidアプリと同様の機能がある。 * 2012年6月、和歌山市と防災協定を締結した。これにより、市内のトランペットスピーカーや戸別受信機から流れる防災無線が和歌山市から流された際、エフエム和歌山の放送が強制的に切り替わり、防災無線と同じ音声がエフエム和歌山で放送される。放送される内容は地震や津波、Jアラート等の各種警報の発令である。また、テストを兼ねて、毎日17時に防災無線から流れる時報と「夕やけこやけ」の音楽も、エフエム和歌山の電波から放送される。 * 2013年5月、緊急告知ラジオ販売開始:気象警報、地震などのJ-アラートが防災無線から流れると自動的にラジオの電源が入り、他局を受信していてもバナナFMに変わり防災放送が大音量で聴こえる。放送システムとラジオの販売は、公的機関の援助を受けず全てバナナエフエム自社開発と独自の販売告知で行なっている。 * 2015年7月、新しい自社iPhoneアプリとアンドロイドアプリを公開した。サイマルラジオを本アプリで聴くだけでラジオネームが送信され、聴くだけでラジオから名前を呼びかけられる仕組みになっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エフエム和歌山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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