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エフエム多摩放送[-たまじーうぃんど]
エフエム多摩放送株式会社（-たまほうそう、FM Tama Broadcasting）は、東京都多摩市および周辺地域を放送区域とする超短波放送（FM放送）をしていた一般放送事業者（現 民間特定地上基幹放送事業者）である。
愛称はエフエム多摩G-WIND（-たまジーウィンド）、G-WINDのGとはエフエム多摩のイメージキャラクターであるヤマセミの英語名Greater Pied KingfisherとGreen（緑）の頭文字である。また、FM多摩と表記されることもあった。
==概説==
1995年5月31日、多摩市の主導で開局したコミュニティ放送局である。多摩テレビ (TTV) およびUSENでも聴取可能だった。資本金は1億5,000万円であり、多摩市、多摩商工会議所、京王電鉄が10パーセントずつ出資していた〔「エフエム多摩 来月閉局 市支援得られず継続断念」 産経新聞 2010年2月10日付朝刊、東京本社発行東京編集部15版、19面〕。
その後、社員数の削減や番組制作費の抑制、広告収入の減少などで経営が不安定になってきており、また累積赤字が約4,500万円を計上したうえ老朽化した設備の更新が必要となったが、多摩市から新たな支援も得られないことから、2010年2月には、3月31日をもって放送を終了し、会社を解散することが発表された〔。東京都内におけるコミュニティ放送局の閉局はこれが初である〔エフエム多摩、3月閉局…累積赤字4500万 - YOMIURI ONLINE 2010年2月5日〕。
2010年3月24日から31日には1週間にわたり、閉局特別番組として特別編成を組み、3月31日24:00をもって15年近くにわたる歴史に幕を下ろした。電波は翌4月1日9:21をもって停止された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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