翻訳と辞書 |
Feistel構造[ふぁいすてるこうぞう] ファイステル構造(ファイステルこうぞう、)は、ブロック暗号の構成法の一種である。ほとんどのブロック暗号は、実装コストを効率化するため、同一のラウンド関数を繰り返す、繰返し暗号になっていて、ファイステル構造は繰返し暗号の代表的な構成法である。他の構成としてはSPN構造がある。 == 概要 == 1977年にIBMのホルスト・ファイステルが開発したDESの構造からファイステル構造と呼ばれる。暗号に求められる性質の一つに、暗号文から平文を復号できること(復号可能性)があるが、ファイステル構造は、逆変換が自分自身と同じ形になる性質がある(インボルーション)ために、ラウンド関数に任意の関数を用いても復号可能性が保証できるという特徴がある。 DES以降、FEAL、MISTY1、Camelliaなど多くのブロック暗号でファイステル構造は採用されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Feistel構造」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|