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Fork爆弾 : ウィキペディア日本語版
Fork爆弾[ふぉーくばくだん]
Fork爆弾(フォークばくだん)とは、コンピュータシステムへのDoS攻撃の一種で、新たなプロセスを生成するfork機能を使ったものである〔man page of fork FreeBSD〕。Fork爆弾はワームウィルスのようにコンピュータからコンピュータへ広がることはない。これは、コンピュータ上で同時に実行可能なプログラム数あるいはプロセス数に制限があるという前提に依存したものである〔Understanding Bash fork() bomb ~ :();: Linux/UNIX FAQ〕。このような自己複製プログラムを ''wabbit''、''bacteria''、''rabbit programs'' などと呼ぶ。wabbit は単に自己複製するだけでなく、悪意ある副作用を持つようプログラムすることもできる〔Wabbit in the Jargon File (The Hackers Dictionary) 〕。
== 詳細 ==

Fork爆弾は非常に高速に多数のプロセスを生成して、コンピュータのオペレーティングシステムの管理するプロセスのリストを埋め尽くす。プロセステーブルが埋め尽くされると、いずれかのプロセスを終了させない限り新たなプロセスを生成できなくなる。そして、たとえ1つのプロセスを終了させて対処のためのプロセスを生成しようとしても、Fork爆弾のプロセス群は空いたプロセスのスロットを迅速に埋めようと待っているのである。
プロセステーブルを埋め尽くすだけでなく、Fork爆弾はプロセッサ時間とメモリも占有する。結果としてFork爆弾以外のプロセス群やシステムは動作が困難(低速)となるか、動作できなくなる。
悪意を持って仕掛けられることもあるが、通常のソフトウェア開発において偶然Fork爆弾が発生してしまうこともある。ネットワークソケットで要求を待ちうけるクライアントサーバモデルにおけるサーバプログラムは、無限ループとなっていることが多く、しかもforkで子プロセスを生成する。そういったアプリケーションにちょっとしたバグがあれば、評価中にFork爆弾のように振る舞うことがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Fork爆弾」の詳細全文を読む



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