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H7N9亜型(えいちなな えぬきゅう あがた、''Influenza A virus subtype H7N9'')は、A型インフルエンザウイルスの亜型の1つである。鳥類間で主に感染が広まっていた(トリインフルエンザ)が、ウイルスの増えやすさを決める特定の遺伝子が、ヒトの細胞の表面に感染しやすく変異している事が確認された。ただし、明確なヒトヒト感染は現在のところ確認されていない。 == 歴史 == 2013年3月末、中国国家衛生・計画出産委員会は、上海市で低病原性トリインフルエンザ (LPAI)〔鳥に対する既知の病原性で区別されているので、人間での死亡例があり得る。また鳥に対する病原性が遺伝子変異により変化し「高病原性鳥インフルエンザ (HPAI)」になることもあり得る。〕(H7N9亜型)に感染した87歳と27歳の男性2人が死亡し、安徽省で35歳の女性が重体になったと発表した。なお、H7N9亜種が人間に感染した事例はこれが初めてである。 4月14日現在では、上海市、北京市、河南省、安徽省、江蘇省、浙江省での60の感染例とそのうち13の死亡例がある。人間から人間への感染例は見つかっていない。また、どのようにして感染しているのか(宿主が何か)未解明である。家禽類での感染が見つかっているが、豚の感染例は発見していない。 8月6日、研究チームが人から人に感染したとみられる初のケースを英医学誌に発表した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「H7N9亜型」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Influenza A virus subtype H7N9 」があります。 スポンサード リンク
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