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H級駆逐艦[えいちきゅうくちくかん]
H級駆逐艦 (H class Destroyer)は1935年から1937年にかけて9隻が建造されたイギリス海軍駆逐艦の艦級。ブラジル海軍向けに建造された準同型のJavary級6隻を含めると15隻が建造された。Javary級は第二次世界大戦の勃発と合わせてイギリス海軍が買い取り、ハヴァント級と改名した。ハーディは駆逐隊を先導する嚮導駆逐艦として設計、建造された。 ==概要== 1934年度計画のH級9隻は、外観、性能ともG級と大差ないが、嚮導駆逐艦ハーディーは三脚式前後檣を採用した。 ヒーローとヘレワードの2隻はイギリス海軍の艦隊型駆逐艦に標準装備させる予定の新型艦橋を導入し、I級駆逐艦からバトル級駆逐艦(1944年)まで採用された。後継のJ級、K級、N級の艦砲に4.7インチ CP Mark XIX 砲塔を搭載することになっており、そのプロトタイプを搭載するヘレワードの場合は従来のCP Mark XVIII 単装砲と比べてMark XIXは全高が13インチ高く、舵手の視界を確保するため操舵所の位置を上げた新型艦橋の導入は必要であった。艦橋の前部に位置する操舵所は装甲化され、傾斜した天蓋は艦橋に船首楼の印象を与え、それまで艦橋の特徴であったくさび型に終わりを遂げた。 1931年に全駆逐艦にアスディックと高速掃海または敷設装備の搭載が決定され、高速力よりも汎用艦としての能力が充実していた。7隻喪失。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「H級駆逐艦」の詳細全文を読む
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