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電磁調理器(でんじちょうりき)とは、内部に配置されるコイルに流れる電流により、所定の種類の金属製の調理器具を自己発熱させる、加熱のための器具である。加熱原理は誘導加熱(、)であり、IH調理器とも呼ばれる。ガスや火を使用せず、電力のみで動作する。一般的には、コンロ型をしている調理器具を言う。IH炊飯器などの、同じ加熱原理を用いる機器を含めることもある。 IHクッキングヒーターと言った場合は、コンロ型の調理器を限定して指す場合が多い。 == 特徴 == 電磁調理器は、電気コンロ同様に電力により加熱を行う。燃焼を伴わないため、室内の空気を汚さず、火事対策が簡略化できる(=内装制限の緩和)などのメリットがある。また、安定した加熱管理制御が容易に行えるため、スープなどの液体の加熱に適している。その反面、鍋釜等をガラストップ(コイル)から遠ざけてしまうと、誘導加熱および鍋釜等の温度検出ができず、加熱を停止させてしまう機種が多い。また、フライパンを使った場合に、調理ムラを生じ易いといったネックがある。 なお、専用のステンレス製ポットを用いる湯沸用の小型電磁調理器を、電磁式サーバー(デンジサーバー)といい、ホテルや旅館といった宿泊施設などで用いられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「電磁調理器」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Induction cooking 」があります。 スポンサード リンク
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