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III型分泌装置(さんがたぶんぴつそうち、、略称: T3SSまたはTTSS)とは菌体外へタンパク質を分泌させるためにある種の細菌が持つ、注射器のような分泌装置の1つである。細菌の運動に用いる鞭毛と相同性が高いため鞭毛が変化してIII型分泌装置になったと考えられている。III型分泌装置はエフェクターと呼ばれるタンパク質を細胞に打ち込むことで宿主細胞への侵入やマクロファージでの生存などに関わっており、細菌が病原性を発揮する上で大きなかぎとなっている。 == III型分泌装置を持つ細菌 == *サルモネラ *ペスト菌 *赤痢菌 *腸管出血性大腸菌 *腸管病原性大腸菌 *緑膿菌 *腸炎ビブリオ など。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「III型分泌装置」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Type three secretion system 」があります。 スポンサード リンク
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