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J1参入決定戦 : ウィキペディア日本語版
J1参入決定戦[じぇい1さんにゅうけっていせん]

J1参入決定戦(J1さんにゅうけっていせん)は、1999年日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が2部制を導入するのに合わせ、Jリーグ ディビジョン1(J1)とJリーグ ディビジョン2(J2)のクラブを振り分けるために1998年11月から12月まで実施されたトーナメント戦。
== 概要 ==

Jリーグは1993年の発足以来、社団法人日本プロサッカーリーグの当初の予想を上回る勢いで規模を拡大していった。10クラブで発足したリーグは、5年間で当初上限と考えていた16クラブを越え、1997年の時点で17クラブまで肥大化し、さらに参入を希望するクラブが相次ぐ状況であった。加えて、実質的な下部リーグであったジャパンフットボールリーグ(旧JFL)は「Jリーグ参入を希望するクラブ」「アマチュアを堅持するクラブ」が混在する状況であった。
そこで日本プロサッカーリーグは当初の予定を早めてJリーグの2部リーグ化を決断。旧JFLを、Jリーグ(プロリーグ)の正式な下位リーグであるJリーグ ディビジョン2(J2)と、アマチュアリーグの最高峰である日本フットボールリーグ(新JFL)に改組することとなった。その際に、日本プロサッカーリーグは、当時のJリーグが適正数と考えていた16クラブより多かったこともあり、Jリーグの下位チームとJリーグ準会員の上位チームによるトーナメント戦により、J1とJ2の振り分けを行う事となった。
具体的には、Jリーグ所属の18クラブとジャパンフットボールリーグ(旧JFL)所属クラブのうちJリーグへの参加を希望するクラブをJ1・16クラブ、J2・11クラブに振り分けるため、1997年1998年のJリーグ順位から順位ポイント(98年度は97年度の倍)を算出し下位となった5クラブと、1998年のJFLで2位以内に入ったJリーグ準会員クラブが参加して、J1参入枠3つを争う予定だった。これは、Jリーグにおける初の実質的な入れ替え戦の導入を意味するものでもあった。
しかし、Jリーグ所属クラブの横浜フリューゲルス横浜マリノスとの合併により消滅することになったため、Jリーグ側からのトーナメント参加が4クラブに減少。一方、JFL側からは準会員2クラブのうち2位となった川崎フロンターレのみが参加条件を満たした(もう一つの準会員クラブだったブランメル仙台は7位に終わったため参加できず、次年度J2参入が決定)。この結果、ジェフユナイテッド市原(順位ポイント15位)、コンサドーレ札幌(同16位)、ヴィッセル神戸(同17位)、アビスパ福岡(同18位)、川崎フロンターレの計5クラブで争われることになった(ちなみに、フリューゲルス消滅を受けて、繰り上げでJ1参入決定戦に参加することなく次年度のJ1に参入できた14位クラブは京都パープルサンガ)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「J1参入決定戦」の詳細全文を読む



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