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800系は、九州旅客鉄道(JR九州)に在籍する新幹線電車である。九州新幹線の初代車両として2004年(平成16年)に登場した。 == 概要 == JR九州は同社初となる新幹線車両を製作するにあたり、東海旅客鉄道(JR東海)および西日本旅客鉄道(JR西日本)から車両技術や車両保守などの技術供与を受けた。このことによって開発時間の短縮とコストの低減を図っている。基本的な構造は700系と変わらないが、先頭形状や内装表面、座席、機器配置などは変更されている。 日立製作所(ただし台車は川崎重工業製)により2004年3月の開業を前に6両編成5本30両(編成番号・U001 - U005)が導入されたが、新幹線車両の全般検査サイクルが約2年であり、それを控えて予備編成を用意する必要性が生じたことから、2005年(平成17年)夏にさらに1本 (U006) が増備された。九州新幹線全線開業に向けて、デザイン等のマイナーチェンジを行った新800系3編成(U007 - U009)が投入され、従来からの6編成と合わせて9編成となり〔「懐かしくて新しいインターナショナルな新800系の誕生 」 JR九州ニュースリリース 2008年12月17日〕、2009年より運転を開始した〔「九州新幹線に「新800系」=世界初の金箔の壁など 」(2008年12月17日 時事ドットコム)〕。 エクステリアおよびインテリアデザインは水戸岡鋭治とドーンデザイン研究所が、車内放送の音楽は向谷実が手がけた。 2005年に鉄道友の会ローレル賞・日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞を受賞した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新幹線800系電車」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 800 Series Shinkansen 」があります。 スポンサード リンク
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