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8600系電車(8600けいでんしゃ)は、四国旅客鉄道(JR四国)が2014年(平成26年)6月に営業運転を開始した直流特急形電車。 == 概要 == 予讃線で使用されている2000系気動車の老朽化に伴い、その置換え用として登場した特急形電車である 。JR四国における特急形電車の新製は8000系電車以来21年ぶりである。キャッチコピーは「SETOUCHI STREAM EXPRESS」で、8000系電車のキャッチコピー「瀬戸の疾風」を踏襲したものである。 曲線での速度向上のため、8000系電車では制御付き自然振子方式を使用しているが、本形式では台車構造の簡素化による省メンテナンス化と、到達時分の短縮の両立を図るために台車枠と車体の間にある左右の空気ばねの内圧を制御して、車体を傾斜させる空気ばね式車体傾斜方式を採用している。 本形式の開発は、鉄道建設・運輸施設整備支援機構の特例業務勘定の利益剰余金を利用した費用支援によって行われている〔『鉄道ジャーナル』通巻585号、p.33〕。 2014年に量産先行車となる2両編成2本(8601 + 8751, 8602 + 8752)が川崎重工業で落成し、同年2月27日から28日にかけて高松貨物ターミナル駅まで甲種輸送された後、3月5日に高松運転所で報道公開された。量産先行車の導入に約10億円を費やしている〔『鉄道ジャーナル』通巻571号、p.58〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「JR四国8600系電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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