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JR東日本キハ38形気動車 : ウィキペディア日本語版
国鉄キハ38形気動車[こくてつきは38かたちきどうしゃ]

キハ38形は、日本国有鉄道(国鉄)が製造した通勤形気動車である。
1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化後は、7両全てが東日本旅客鉄道(JR東日本)に承継された。現在は同社からは既に形式消滅し、5両はミャンマー国鉄に譲渡され、水島臨海鉄道が1両購入して在籍している。
== 製造の経緯 ==
八高線で使用されていたキハ35系気動車1960年代初頭に製造されたもので、初期製造グループは既に製造後25年近くを経過しており、老朽化が深刻となりつつあった。また、周囲の電化線区の冷房化が進み、非冷房の同系列をそのまま使用し続けることは、サービス政策上望ましくなく、冷房車の八高線への導入が必要であると判断された。
そこで、キハ35系のうち特に状態の悪いものの置き換えを目的として、1986年(昭和61年)から1987年にかけてキハ35形の改造名義により7両が各地の国鉄工場(大宮工場郡山工場長野工場幡生車両所鷹取工場)で、コストダウンと共に、国鉄工場の技術力維持が目的として製造され、台車や変速機などの主要機器にキハ35形からの発生部品を流用し、合わせてバス用の部品を多用することで軽量化と製造コスト抑制を図っている。
トイレ付きの0番台が4両、トイレなしの1000番台が3両の計7両が製造された。いずれも片運転台であるため、最小運行単位は2両となる。なお、0番台のトイレは、久留里線移籍時に閉鎖されている。
番号の新旧対照は、次のとおりである。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「国鉄キハ38形気動車」の詳細全文を読む



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