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琵琶湖線(びわこせん)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線のうち、滋賀県米原市の米原駅から京都府京都市下京区の京都駅までの区間、および北陸本線のうち米原駅から滋賀県長浜市の長浜駅までの区間に付けられた愛称である。 == 概要 == JR西日本のアーバンネットワークの一角を成す路線である。琵琶湖の東岸を走り、滋賀県湖東・湖南地区の各都市と京都を結んでおり、滋賀県内の動脈として機能している。ラインカラーは青()で、JR西日本のメインラインに連なりJR京都線と同じ青色を基調としている。路線記号は A〔近畿エリア・広島エリアに「路線記号」を導入します - 西日本旅客鉄道ニュースリリース 2014年8月6日〕。 JR西日本は、米原駅 - 大阪駅間の愛称導入に際して公募を行ったところ、国鉄時代から俗に呼ばれていた「湖東線」〔明治期の長浜駅 - 大津駅間の建設時には「湖東線」の名称が見られる(鉄道省『日本鉄道史 上編 』1921年、pp.505 - 513、国立国会図書館デジタルコレクション)。その後、東京駅 - 神戸駅間の東海道本線全線に対し、京都駅 - 米原駅間の一部区間を指す俗称として「湖東線」と呼ばれており、東京への長距離列車に対して京都駅 - 米原駅間の列車を湖東線列車、または湖東ローカルなどと呼び、列車番号を900番台として区別していた。〕。が1位であった〔「JR西の路線、愛称開始15年」朝日新聞、2003年1月29日。〕が、JR西日本は愛称を「JR京都線」とした。しかし、滋賀県や県議会から地域密着の路線名にして欲しいと強い要望があったため、1988年2月5日に米原駅 - 京都駅間を「琵琶湖線」に決定し、1988年3月13日のダイヤ改正から使用されるようになった〔昭和63年 2月定例会(第1号〜第12号)-03月25日-11号 - 滋賀県議会会議録〕。1991年9月14日には北陸本線の田村駅 - 長浜間が交流電化から直流電化に変更され、同線の米原駅 - 長浜駅間も琵琶湖線に加えられ、京都方面からの新快速・普通が直通するようになった。2006年10月21日には同線の長浜駅 - 敦賀駅間も直流電化に変更されたが、この区間は琵琶湖線に加えられていない。 なお、当該区間では原則として旅客案内上でも「東海道線」ではなく「琵琶湖線」と表記されるが、米原駅から長浜方面では敦賀方面行きを「琵琶湖線」ではなく「北陸本線」と案内することがある。また、山科駅 - 京都駅間では湖西線系統の列車も走るため、山科駅では草津・米原方面行きのみ「琵琶湖線」と案内し、京都・大阪方面行きは直通先の名称である「JR京都線」として案内される。 全区間をJR西日本近畿統括本部が管轄し、旅客営業規則の定める大都市近郊区間の「大阪近郊区間」、およびICカード乗車カード「ICOCA」の近畿圏エリアに含まれている〔ご利用可能エリア 近畿圏エリア|ICOCA:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「琵琶湖線」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Biwako Line 」があります。 スポンサード リンク
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