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JR西日本681系電車 : ウィキペディア日本語版
JR西日本681系電車[681けいでんしゃ]

681系電車(681けいでんしゃ)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)と北越急行が設計、製造した、交直両用特急形車両である。
== 概要 ==
京阪神北陸地方を結ぶ特急「雷鳥」「スーパー雷鳥」は専ら485系が使用されてきたが、高速道路網の整備が進み、所要時間の短縮とより高いサービスが提供ができるように製造されたのが本系列である。九州旅客鉄道(JR九州)の783系「ハイパーサルーン」を嚆矢として、国鉄分割民営化後に続々と新形特急車両を導入する中でJR西日本は最後発となったが、1992年7月に量産先行試作編成が登場した。

投入当時、既に485系「雷鳥」「スーパー雷鳥」は踏切のない湖西線および北陸トンネル内にて600m条項の特認を受け130km/hでの営業運転を実施していたが、本系列ではブレーキ性能の向上をはかり踏切のある区間においても130km/h運転を目指した。さらに将来的には踏切のない湖西線および北陸トンネル内での160km/h運転にも対応できる性能としている〔「JR西日本681系特急電車」『鉄道ピクトリアル』1992年10月号、電気車研究会、p.51 - 61〕〔「JR西日本681系特急形交直流電車」『車両技術』1992年10月号、日本鉄道車輌工業会、p.14 - 15〕。なお同区間での160km/h運転は2015年3月現在も実現していないが、1997年から本系列が投入されたほくほく線において130km/h超での営業運転が開始され、最終的に本系列の性能を活かして160km/h運転が実現した。
JR西日本の車両は川崎重工業近畿車輛日立製作所、北越急行の車両は新潟鐵工所の4社が製造した。1997年までにJR西日本・北越急行の両社合計で102両を新製し、その後の増備はコストダウンと性能向上を図った683系に移行した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「JR西日本681系電車」の詳細全文を読む



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