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JR貨物クキ900形貨車 : ウィキペディア日本語版 | JR貨物クキ900形貨車[じぇいあーるかもつくき900かたちかしゃ]
JR貨物クキ900形貨車(JRかもつクキ900がたかしゃ)は、1989年(平成元年)5月30日にコキ1000形コンテナ車からの改造により日本車輌製造で1両が試作された、日本貨物鉄道(JR貨物)のタンクローリーピギーバック輸送用車運車である。 == 背景 == 1985年(昭和60年)に名古屋臨海鉄道内に、日本国有鉄道(国鉄)、石油会社、日本車輌などが参加して、タンクローリーのピギーバック輸送に関する研究会が発足した。検討の結果、道路輸送に対して鉄道輸送のコスト的なメリットが判明したことから、まずチキ6000形の改造により実験が行われた。 チキ6000形の改造は、チキ6358、チキ6316の2両に対して1987年(昭和62年)にJR貨物名古屋工場と日本車輌で実施された。20 キロリットルセミトレーラータンクローリーを1両に1台搭載するもので、簡単なタイヤ部分の緊締装置とキングピンの固定装置が設置されている。1987年(昭和62年)7月10日に名古屋臨海鉄道南港線名古屋南港 - 東港間で、空車のタンクローリーとガソリン満載を想定した水16 キロリットル入りのタンクローリーをそれぞれ1台ずつ搭載した状態で打ち当て試験と走行試験を行い、基本的な問題がないことが確認された。 この実験を受けて、実際に本線を走行する試験を実施するためにコキ1000形の改造で製作されたのがクキ900形である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「JR貨物クキ900形貨車」の詳細全文を読む
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