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JR貨物トキ25000形貨車 : ウィキペディア日本語版 | JR貨物トキ25000形貨車[じぇいあーるかもつとき25000かたちかしゃ]
JR貨物トキ25000形貨車(JRかもつトキ25000がたかしゃ)は、1999年(平成11年)に製作され、日本貨物鉄道(JR貨物)に車籍を有する 40t積の貨車(無蓋車)である。 == 概要 == 非鉄金属生産の大手企業である東邦亜鉛の小名浜製錬所(福島県いわき市) - 安中製錬所(群馬県安中市)間において、亜鉛の鉱石・中間精錬体輸送に用いられてきたトキ25000形(JR貨物所有車)の取替用として、1999年(平成11年)3月に日本車輌製造で12両 (25000-1 - 25000-12) が製作された。亜鉛精鉱専用の私有貨車で、所有者は東邦亜鉛である。 JR貨物の汎用無蓋車淘汰方針を受けてなされた代替輸送手段の検討において、コンテナ化・トラック転換などとの比較がなされ、荷役や運用方の変更回避・総合的な輸送コストの低廉性に鑑み本形式の製作がなされるに至った。 運用や荷役の互換性を維持するため車体寸法はJR貨物所有車と共通であるが、荷重を40tに増大することで製作数を最小限に抑えつつ輸送能力の確保を図った。同一用途で使用されるタキ15600形タンク車や後継のタキ1200形タンク車(いずれも亜鉛焼鉱〔閃亜鉛鉱など亜鉛鉱石のうち、低品位のものを粉砕・焙焼して硫黄などの不純物を除去し、金属分の品位を高めたもの。詳細は「亜鉛#製錬」を参照。〕専用)とともに、製錬所間を往来する専用貨物列車に用いられている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「JR貨物トキ25000形貨車」の詳細全文を読む
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