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ジェームズ・アンソニー・ハップ(James Anthony Happ, 1982年10月19日 - )は、アメリカ合衆国・イリノイ州スプリング・バレー出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。現在はMLB・トロント・ブルージェイズ所属。 「J.A.」はジェイと発音する。 == 経歴 == === プロ入りとフィリーズ時代 === のMLBドラフトでフィラデルフィア・フィリーズから3巡目(全体92位)指名され、6月16日に契約。この年は傘下のA-級バタヴィア・マックドッグスで11試合に登板し、1勝2敗・防御率2.02だった。 はA級レイクウッド・ブルークロウズとAA級レディング・フィリーズでプレー。A級レイクウッドでは14試合に登板し、4勝4敗・防御率2.36だった。 はA+級クリアウォーター・スレッシャーズとAA級レディング、AAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レッドバロンズでプレー。AA級レディングでは12試合に登板し、6勝2敗・防御率2.65だった。 はAAA級オタワ・リンクスで開幕を迎え、6月30日にフィリーズとメジャー契約を結んだ。同日のニューヨーク・メッツ戦で先発起用されメジャーデビュー。4回を5失点(5自責点)で負け投手となり、7月1日にAAA級オタワへ降格。その後はメジャーに昇格することなくAAA級オタワでプレーした。 はAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスで開幕を迎え、7月3日にメジャー昇格。入れ替わりで降格したブレット・マイヤーズに代わりメジャー先発ローテーション入りを果たした。登板した7月4日のメッツ戦、7月9日のセントルイス・カージナルス戦は勝ち投手にならなかったもののチームは勝利。7月10日にAAA級リーハイバレーへ降格したが、7月29日、アダム・イートンの代わりとしてメジャー昇格〔。チャーリー・マニエル監督はハップを「6番手の先発投手」とし、基本はリリーフとして起用することに。8月5日にリリーフとして1試合に登板したのみでAAA級リーハイバレーへ降格。AAA級リーハイバレーでは8勝7敗・防御率3.60・151三振(リーグ2位)を記録。セプテンバーコールアップで再昇格を果たした後は先発と中継ぎで併用され、メジャー初勝利を遂げるなど活躍。ポストシーズンでもロースター入りし、ワールドチャンピオンの一員となった。 はローテーションの一角を担うものと期待されていたが、スプリングトレーニングで好投した朴賛浩に先発5番手の座を奪われ、ブルペン要員としてシーズンを迎えた。しかし、シーズン開幕後の朴は先発として通用せず、中継ぎで好投を続けていたハップを先発にと望む声が日に日に大きくなっていった。そして、5月23日からは先発5番手として登板。その後はローテーションに定着し、23試合に先発登板し、12勝4敗(うち先発勝利10勝。完投3、完封2)、防御率2.93・WHIP1.23という成績を残し、チームの地区優勝に大きく貢献した。ただし、投球内容から本来あるべき防御率を示すxFIPは4.43であり、ハップの防御率は運や守備に大きく助けられていたと言える。ポストシーズンでは優勝チームとしては脆弱な中継ぎ陣を補強するためにブルペンに廻り、7試合に登板した。新人賞の有力候補であったが、フロリダ・マーリンズのクリス・コグランに破れ、2位であった〔http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009111701000128.html 〕。 は4月に2試合を投げたものの、利き手前腕に違和感を覚えて22日には故障者リスト入り。リハビリを経て7月末に復帰した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「J.A.ハップ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 J. A. Happ 」があります。 スポンサード リンク
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