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櫻井 純(さくらい じゅん、英語名Jun John Sakurai、1933年1月31日 - 1982年11月1日)は日本出身のアメリカ合衆国の理論物理学者である。東京都出身で、日本の新制高校に在学中、1949年に留学生選抜試験に合格してアメリカに渡り、セントルイスのトマス・ジェファーソン高校に入学。翌年、ニューヨークのブロンクス科学高校に転校し、1951年に卒業。1955年、ハーバード大学を最優等で卒業。1958年、コーネル大学大学院で博士号を取得。プリンストン高等研究所でのポスドク生活を経て、1959年、シカゴ大学の助教授となる。1964年、シカゴ大学教授となる。1970年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校へ転任。 素粒子物理学における統一理論の先駆けとなる研究で頭角を現し、大学院生向けの教科書の著者としても知られたが、欧州原子核研究機構(CERN)滞在中にジュネーヴで亡くなった。 == 論文・著書 == *''Invariance Principles and Elementary Particles'', (Princeton University Press, 1964) . *''Advanced Quantum Mechanics'', (Addison Wesley, 1967). *''Modern Quantum Mechanics'', (Addison Wesley, 1985). :『現代の量子力学』(物理学叢書)(吉岡書店、1989年)上:ISBN 4842702222、下:ISBN 4842702257 :『サクライ上級量子力学〈第1巻〉輻射と粒子 』,『サクライ上級量子力学〈第2巻〉共変な摂動論』(丸善プラネット,2010年) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「桜井純」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 J. J. Sakurai 」があります。 スポンサード リンク
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