翻訳と辞書 |
LAヴァイス[えるえーヴぁいす]
『LAヴァイス』 (エルエーヴァイス、''Inherent Vice'')は、トマス・ピンチョンの長編小説。2009年発表。探偵小説風の物語で、1970年当時の様々なポップカルチャーへの言及が多数ある。 2014年、ポール・トーマス・アンダーソン監督によって映画化された。
== タイトル == 原題の「inherent vice」は保険用語であり、「もともとの固有の性質として備わっている」という意味。例えば疲労亀裂などでものが破損した場合、それはもともとそれが固有の性質として破損したことになるので、保険会社は保険料の支払いを拒否することができる。本文中では「LAを船に見立てて、その海上保険契約を書くとしたら、地震源のサンアンドレアス断層は、その船に「固有の瑕疵」ということなる」と触れられている。 「inherent vice」という言葉は同じポストモダン作家ウィリアム・ギャディスの小説『認識』にも出てくる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「LAヴァイス」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|