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電子ゲーム(でんしゲーム) * コンピュータゲーム全般のこと。 * 上記のうち、ソフトウェア内蔵型の小型携帯型ゲーム機のこと。本項で解説。 ---- 電子ゲーム(でんしゲーム)とは内蔵された大規模集積回路(LSI)チップによって制御される携帯型のゲーム機で、液晶画面(LCD)を見ながら操作ボタンを押して遊ぶ玩具である。電子LSIゲームやLSIゲームとも呼ばれる。一部の商品ではLSIゲームよりも小型なものをLCDゲームと呼んでいるが、通常は液晶画面を持たないものはLCDゲームの範疇には含まれない。 == 概要 == ゲーム機本体は安価であるがソフトウェアが内蔵された電子回路と一体になっているため、ソフトウェアを交換して別のゲームで遊ぶ事は出来ない。卓上時計や電卓などの付加価値機能として、これら電子ゲーム様の機能を持つ機器もある。また同時期には真空管の一種である蛍光表示管(FL管)を使ったFLゲームも発売された。やや大型で消費電力も大きく高価だったものの色彩豊かな表示と見やすい画面を特徴としており、これらFLゲームも電子ゲームと呼ばれた。 電子ゲームのうち、液晶画面を使ったものは以下の特徴を備えている。 * コンパクトで、ポケットに収まる。 * 消費電力が小さく、ボタン電池で1ヶ月以上は遊べる。 * 多くはモノクロ液晶で画面表示。後にカラーの物も開発・発売された。 * 数千円前後、ものによっては数百円程度と安価である。 * 内蔵されたソフトウェアは取り出したり、他のソフトウェアと交換できない。 * 電子ブザーで音は出せるが、複雑なメロディを奏でる事は出来ない。ただし、ビーマニポケットシリーズなどのように、サンプリング音源を駆使して3パート以上のメロディを奏でているものも存在する。 なお登場初期の液晶画面は現在の液晶ディスプレイに用いられるマトリックス表示ではなく、今日でも電卓で使われる7セグメントディスプレイのように表示の絵柄があらかじめ固定されその絵柄表示/非表示でゲームを表現していた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「電子ゲーム」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Handheld electronic game 」があります。 スポンサード リンク
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