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M1117装甲警備車 : ウィキペディア日本語版
M1117装甲警備車[えむ1117そうこうけいびしゃ]

M1117装甲警備車(M1117 Armored Security Vehicle)は、アメリカ合衆国TextronV-150 コマンドウ装甲車を基に開発した装輪装甲車で、警備目的のためにアメリカ陸軍憲兵隊(en)に採用された。愛称はガーディアン(Guardian)や、Armored Security Vehicleの略称であるASVASV-150などがある。



== 開発 ==
元来、アメリカ軍の戦闘教義では、前線には重装甲戦車歩兵戦闘車装甲兵員輸送車を配備し、後方の補給部隊や基地の警備には非装甲もしくは軽装甲の車両を充足する編成が取られていた。
1980年代以降はこの後方警備部隊には主にハンヴィーが割り当てられていたが、冷戦終結以降の戦争紛争には明確な前線が存在しないことが多く、逆に後方においてゲリラ戦による補給部隊への攻撃が頻発するようになった。事実、1993年モガディシュの戦闘において、装甲を持たないハンヴィーはモガディシュ市街において、あちこちからの銃撃を受けてかなりの損耗を受けた。
このため、アメリカ軍では後方警備にも装甲車が必要であると判断し、M1114装甲付きハンヴィーを新たに導入するとともに、1999年にはごく少数のM1117が陸軍憲兵隊に配備された。
21世紀に入って以降のアフガニスタンイラクにおけるアメリカ軍に対する攻撃は、RPG-7などの強力な火器や道路わきに仕掛けられたIEDによるものが主流となり、装甲付きハンヴィーですら容易に破壊されるほどの損害を多数出すようになったため、M1117は急遽多数導入され、補給部隊や基地の警備、パトロールなどに従事するようになった。
また、M1117は、海兵隊MRAP プログラムにも出品されたが、脱落してしまっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「M1117装甲警備車」の詳細全文を読む



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