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M15ジェネラル・オフィサーズ : ウィキペディア日本語版 | M15ジェネラル・オフィサーズ[えむ15じぇねらるおふぃさーず]
M15ジェネラル・オフィサーズ(M15 General Officers)は、アメリカ合衆国の(RIA)で設計された自動拳銃である。M1911拳銃の改良型の1つであり、その名称が示す通り将官(General officers)向け拳銃としてコルトM1903およびM1908を更新するべく1972年に制式採用された。現在では調達されていないが、軍歴の長い将官の中にはM9への更新後も後もM15を使用する者が多かった。 == 歴史 == 1776年以来、将官を含むアメリカ軍の将校は個人購入した銃器を戦地に持ち込むことが多く、官給品を使う者は少数派だった。第二次世界大戦が始まる頃にも状況は変わらず、ジョージ・パットン将軍のように装飾入りの私物拳銃を携行する者が多かった。1943年、新たに定められた将官の服飾規定(code of dress)の一環として将官用拳銃の支給が行われることとなった。当初支給されたのは.38口径のコルトM1908で、.380ACP弾の枯渇後は.32口径のコルトM1903に切り替えられた。ただし、敢えてこれに逆らいM1911拳銃を使用する将官も少なくはなかった。 1972年、M1911を原型とするM15が新たな将官用拳銃として採用された。最初に改修を受けたのは、イサカ・ガン・カンパニーが1943年に製造したM1911A1だった。1984年、(ベレッタ92)の将官向けモデルによって更新された。M15の最終的な生産数は1,004丁だった〔。
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