|
『MAG・ネット 〜マンガ・アニメ・ゲームのゲンバ〜』(マグネット - )は、2010年4月から2013年3月までNHKで放送していた、漫画・アニメ・ゲームなどの大衆文化(サブカルチャー)を扱う情報番組・トーク番組である。 == 概要 == 番組名は「漫画(Manga)」「アニメ(Anime)」「ゲーム(Game)」の頭文字と「ネット(インターネット)」を組み合わせたものであり、毎回上記の4つの文化に関する作品を1つ取り上げ、その製作現場への取材の様子などを取り上げたクリエイター側のエピソードと、ネット上などにおけるその作品のファンの熱中ぶりにスポットを当てたコーナー、そしてその作品に触れた著名人・有識者による討論のコーナーなどで構成されていた。 本放送に先立ち、2010年3月にはパイロット版として『MAG・ネットβ』がほぼ同じ構成で放送された。 2009年度まで、NHKでサブカルチャーのことを扱う情報番組・トーク番組としては、ジャンル別に『マンガノゲンバ』『アニメギガ』『ザ☆ネットスター!』の3本がいずれもBS2やBShiで放送されていた。しかし本番組の放送開始以前から、NHKが衛星放送における3つのチャンネルの統廃合を計画していることを発表しており〔出典 - NHKのBSデジタル放送を2チャンネルに集約 (AV Watch 2009年11月18日掲載、2010年12月22日閲覧)〕、その後2011年3月31日をもってBShiを廃止した上で、現在の3チャンネルから2チャンネル体制に変更〔出典 - NHK BSは4月から「BS1」と「BSプレミアム」の2つに (AV Watch 2010年12月9日掲載、2010年12月22日閲覧)〕するのを前に、「同じジャンルの番組群を統合・強化し衛星放送らしい個性あふれる番組の新設」を目的として〔平成22年度 国内放送番組 編成計画 〕、前述の3番組を統合する形で放送を開始した。ただし、その中でも番組のベースになっているのは『ザ☆ネットスター!』であり〔同番組の最終回の放送直後に本番組の予告CMが放送されたほか、一部のスタッフが重複していた(出典も参照のこと)。〕〔出典 - テレビとUstとTwitterが“共演” NHK「ねとすた」最終回のカオス (ITmedia 2010年2月8日掲載、2010年12月22日閲覧)〕、番組内のコーナーに『マンガノゲンバ』や『アニメギガ』を継承したようなコーナーが設けられていた。 なお、不定期放送だった『BSマンガ夜話』については扱いが未定であった〔NHKでは、放送が終了した番組の公式サイトは最終回の放送終了後まもなく閉鎖されるが、『BSマンガ夜話』のサイトは最新回である2009年12月の放送以後もページが現存していた。現在は閉鎖。〕が、『BSマンガ夜話』の派生番組である『BSアニメ夜話』については本番組の開始時点で事実上本番組に統合されている。 2011年4月からはNHK総合にチャンネルを移動した上で、月1回放送という『ザ☆ネットスター!』とほぼ同様の形態で放送された〔NHKラジオでボカロ専門番組「エレうた!」 (ITmedia 2011年1月21日掲載、2011年1月21日閲覧)〕。 2013年の3月号(同3月1日放送、2012年度最終分)をもって終了。後継番組はなく、2006年放送開始の『マンガノゲンバ』から続いたNHKのサブカルチャーを扱う番組のシリーズもひとまず終了となった。 なお、2013年8月10日に「NHK WONDER LAND2013」の一環として『MAG・ネットリターンズSP 真夏の復活祭inアキバ』の公開収録が行われ、その模様が8月18日 24時10分 - 25時10分に放送された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「MAG・ネット」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|