翻訳と辞書
Words near each other
・ M社
・ M系列
・ M系列乱数
・ M級潜水艦
・ M級潜水艦 (イギリス海軍)
・ M級軟式飛行船
・ M級軽巡洋艦
・ M級駆逐艦
・ M細胞
・ M線
M規格
・ M言語
・ M計画
・ M資金
・ N (ZONEのアルバム)
・ N (雑誌)
・ N&Bブロック
・ N'-ホルミルキヌレニン
・ N'夙川BOYS
・ N,N'-ジシクロヘキシルカルボジイミド


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

M規格 : ウィキペディア日本語版
M規格[えむきかく]
M規格は松下電器(現:パナソニック)が日本放送協会(NHK)と共同開発したアナログコンポーネント記録の放送業務用カセット式VTR1981年Mビジョンのブランド名で発売された。
VHSテープを使用して1インチVTRに匹敵する画質を得るために6倍速で駆動し(T-120テープで20分間記録)、輝度(Y)と色(C)を分離記録し、さらにクロマ信号はI信号とQ信号に分けられ、ベースバンドで多重記録されるY.I.Qコンポーネント記録方式を採用した。
当時ニュース取材(ENG)で使用されていたU規格1インチVTRはいずれもカメラ部とVTR部を分離しなければならなかったが、小型化された本機ではVTR一体型カメラ(カムコーダ)が可能になり、機動的な取材活動に寄与することになった。同規格にはほかに池上通信機日立電子が賛同した。しかし、直後にソニーから同コンセプトのベータカムが発売になると販売は伸び悩み、多くの放送局で採用されることはなかった。その後松下電器では、1985年にメタルテープを採用した後継規格のMIIを開発・発売することになるが、当規格との互換性はない。
* 回転4ヘッド、ヘリカルスキャン方式
* シリンダ直径:62mm
* テープスピード:204.537mm/s
* カセットサイズ:W188/D104/H25 (VHSと同一)
==参考文献==

* 監修 萩原 春男『新版 ビデオ用語事典』、写真工業出版社、1997年、ISBN4-87956-049-9



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「M規格」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.