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N-アセチルガラクトサミン-6-スルファターゼ : ウィキペディア日本語版 | N-アセチルガラクトサミン-6-スルファターゼ[えぬあせちるがらくとさみん6するふぁたーぜ]
N-アセチルガラクトサミン-6-スルファターゼ(N-acetylgalactosamine-6-sulfatase、)は、コンドロイチン硫酸のN-アセチルガラクトサミン-6-硫酸やケラタン硫酸のD-グルコース-6-リン酸から6-硫酸基を切り出す化学反応を触媒する酵素である。 この酵素は加水分解酵素、特に硫酸エステル加水分解酵素に分類される。系統名は、N-アセチル-D-ガラクトサミン-6-硫酸 6-スルホヒドロラーゼ(N-acetyl-D-galactosamine-6-sulfate 6-sulfohydrolase)である。chondroitin sulfatase、chondroitinase、galactose-6-sulfate sulfatase、acetylgalactosamine 6-sulfatase、N-acetylgalactosamine-6-sulfate sulfatase、N-acetylgalactosamine 6-sulfatase等とも呼ばれる。この酵素はグリコサミノグルカンや糖鎖の分解に関与している。 ==欠損症== モルキオ症候群は、この酵素の欠損によって発生する珍しい先天性疾患である。治療の選択肢には、エロスルファーゼ アルファと呼ばれる人工酵素を用いた酵素補充療法がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「N-アセチルガラクトサミン-6-スルファターゼ」の詳細全文を読む
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