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NHK仙台放送局(エヌエイチケイせんだいほうそうきょく)は、宮城県のNHKの地方放送局のひとつ。所在地は宮城県仙台市青葉区錦町。東北6県を管轄するNHK東北ブロックの拠点局でもある。 == 沿革 == * 1927年(昭和2年)6月9日 - 東北支部(仙台市)設置〔日本放送協会総合技術研究所『五十年史』 (1981年3月発行。渋沢社史データベース)〕。 * 1928年(昭和3年) * 6月16日 - 社団法人日本放送協会仙台放送局開局〔。 * 11月5日 - 全国中継放送開始(札幌-仙台間は無線中継、仙台-東京-名古屋-大阪-広島-熊本間は中継線)〔。 * 1933年(昭和8年)7月25日 - 札幌-仙台間の中継線開通〔。 * 1934年(昭和9年)5月16日 - 支部制廃止〔。本部(東京)の下に置かれた全国6中央放送局の1つとなる〔。 * 1943年(昭和18年) - 仙台放送合唱団が専属のプロ合唱団として発足。 * 1944年(昭和19年) - 仙台放送管弦楽団が発足。 * 1945年(昭和20年)9月23日 - 局内に進駐軍の放送局であるAFRS仙台(WLKE、1450kc/s 3kW)が開局し、原町ラジオ放送所から送信を開始。同局は、キャンプ・センダイ(仙台城二の丸)に移転後、1953年(昭和28年)10月3日閉局。 * 1950年(昭和25年)6月1日 - 放送法施行に伴い社団法人日本放送協会が解散。特殊法人としての日本放送協会が設立され一切の権利義務を継承。 * 1956年(昭和31年)3月21日 - テレビ放送開始〔NHK仙台テレビジョン開局記念の様子 (せんだいメディアテーク)〕〔1956年頃のJOHK(NHK仙台放送局)の建物の写真 (せんだいメディアテーク)〕。 * 1959年(昭和34年) - NHK仙台少年少女合唱隊が専属の合唱団として発足。 * 1961年(昭和36年)3月 - 現在の局舎が完成(地上4階・地下1階、延べ床面積1万1305m2、敷地面積6279m2)〔NHK仙台放送局が移転、新築 ホテル仙台プラザ跡へ (河北新報 2011年9月1日)〕〔NHK仙台放送局移転へ (NHK仙台放送局 2011年9月1日)〕。6月より運用開始。〔 * 1962年(昭和37年) - 仙台放送合唱団が専属解消し、アマチュア化。 * 1971年(昭和46年)7月1日 - 地方本部制度導入により日本放送協会東北本部に改称。 * 1980年(昭和55年)7月25日 - 組織改革で地方本部制度が廃止されたため、現在の名称に改称。 * 2005年(平成17年)12月1日 - 地上デジタル放送開始(これと同日に、宮城県内民間放送のTBC・OX・MMTも開始)。マスコットキャラクターとして「わらDE 」を採用。また、地上デジタルテレビ放送における宮城県内向けデータ放送のタイトルは「デジまさむね」。 * 2011年(平成23年) * 3月11日 - 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)発生。仙台市都心部にあり津波の被害は受けなかったが、局舎の一部に被害が出た他、14日ごろまでは電力供給が止まり、非常電源を使って緊急報道を続けた。その中で、その後も被災地取材の拠点となった(東日本大震災における対応参照)。 * 6月15日 - 東日本大震災に伴う地上デジタル放送に係る電波法の特例に関する法律が公布・施行され、地デジ化完全移行が延期された。これにより、アナログ放送完全停波は他地域より8ヶ月遅れとなる2012年(平成24年)3月31日に決定された。 * 9月1日 - 移転計画を発表。 * 2012年(平成24年)3月31日 - この日の正午をもってアナログ放送終了。総合テレビでは谷地健吾アナによる終了の挨拶〔進行フォーマットは、2011年7月24日に放送されたものと同じ。〕が岩手・福島の3局ネットで放送、Eテレは住所変更手続き案内と、時報までのフィラーとして東京都内の空撮(本来は選抜高等学校野球大会中継の予定だったが雨天中止となったため)が最後に放送された。翌日の午前0時までに完全停波。 * 2013年(平成25年)5月27日 当日17時(日本時間)より、「NHKネットラジオ らじる★らじる・仙台」の全国配信を開始(他名古屋、大阪)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「NHK仙台放送局」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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