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NTT大容量方式 : ウィキペディア日本語版
NTT大容量方式
NTT大容量方式(NTTだいようりょうほうしき)は、1988年から日本国内のみで使用されていた、FDD-FDMA-FMアナログ携帯電話である。HiCAP(ハイキャップ)とも呼ばれる。
1999年3月NTTドコモ・IDOとも第2世代移動通信システムに周波数帯域を転用するためサービス終了した。
== NTT方式 ==
1979年東京都心でサービス開始された世界初の小ゾーンセルラー方式の自動車電話である。
広い周波数帯域のとれる800MHz帯を使用・基地局間自動ハンドオーバー有りの集中制御形マルチチャネルアクセス無線など現在の携帯電話の基礎となる技術開発が行われた。多層構成位置登録エリアと呼ばれる、端末のグループごとに位置登録エリアの境界を変え、特定の基地局境界に位置登録の変更の要求が集中しない制御方式となっている。また、基地局からの制御チャネルに、端末をグループ分けし送信時間を限ることで端末の受信回路の動作時間を短くする間欠通信が行われている。これは、無線呼び出しにも使用されている技術である。
テレビ受像機への可搬型移動局の干渉を抑えるため、基地局が低周波数・移動局が高周波数であり、他の国と逆になっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「NTT大容量方式」の詳細全文を読む



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