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OHPシート(オー・エッチ・ピー・シート オーバーヘッドプロジェクターシートとも)とは、オーバーヘッドプロジェクターに投射するための透明フィルムである。 企業・団体のプレゼンテーションや、学校の授業などで使うものであるが、一般的なフィルムスライド式のプロジェクター(スライド映写機)は、リモコンなどで次のページへ移動させることは簡単ではあるが、事前に資料の文章や写真などをフィルムに印刷する必要があり、文章などの誤りがあると、再制作をすることが非常に難しい。 その反面、このOHPは、事前に撮影された印刷物のほか、手書きのもの(専用フェルトペンの使用を推奨)でも、透明なフィルムに簡単に書き込むことができ、複数枚数を使って、重ね合わせるなどの視覚効果を表示できる。またその原稿をコピー機にかけて、プレゼンテーションの参加者の人らに資料として配布することが可能となっているなどの利便性があるが、原稿の差し替えをする際は、プレゼン担当者自身、あるいはアシスタントの人が手動で入れ替えないといけない。また写真の複製には適していないなどといった課題もある。 ただ、パソコンの普及により21世紀になってから、これらの利点を応用できるスライドショーのソフトウェア(プレゼンテーションソフトウェア。「パワーポイント」など)の普及によりOHPやフィルムスライド式プロジェクターは共に利用者が減少している。 ==出典== *OHPの基本 日本土壌肥料学雑誌 68(6) :716-719,1997年 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「OHPシート」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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