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OK牧場の決斗[おーけいぼくじょうのけつと]
『OK牧場の決斗』〔日本での初公開時の題名は「OK牧場の決闘」であり、その後リバイバル公開では「決斗」という文字が使われている。現在各種資料ではどちらの文字も使用されているが、ここでは史実としてのOK牧場の決闘と分けるため映画の題名を「決斗」としている。なお「荒野の決闘」もリバイバル公開時には「荒野の決斗」と表記されていた。〕(''Gunfight at the O.K. Corral'')は、史実として名高い1881年アリゾナ州トゥームストンであったアープ兄弟とクラントン一家のOK牧場の決闘を題材にした西部劇映画で、1957年パラマウント作品。 監督はジョン・スタージェス。バート・ランカスターがワイアット・アープを、カーク・ダグラスがドク・ホリデイを演じ、音楽はディミトリ・ティオムキンで主題歌をフランキー・レーンが唄っている。 == 映画の題名 == この映画の題名は直訳すると「OK牛囲い場での銃撃戦」となる。決闘場所は、正確にはトゥームストンの町はずれにある「OK Corral(オーケー・コラル)」と呼ばれる所で、単に畜牛を集めるため柵で囲ってあるだけの「牛囲い場」の前で行われたものであり、普通でいう「牧場」ではない〔「西部劇を見て男を学んだ」227P 芦原伸 著 祥伝社 2006年3月発行〕。この映画の初公開に当たり、配給会社が「OKコラルの決闘」では分かりにくいので「OK牧場の決闘」と改題〔≪牧場はご都合主義的誤訳である》「西部劇への招待」第4章 ジョン・スタージェス賛 166P 逢坂剛 著 PHPエル新書 2004年9月発行〕したことから、日本ではこの映画以後アープ兄弟とクラントン一家の1881年10月に実際にあった決闘をOK牧場の決闘と呼ばれるようになった。映画の題名がそのまま史実の場所として語られることになった珍しい例である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「OK牧場の決斗」の詳細全文を読む
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