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ONIシリーズ[おにしりーず]
『ONIシリーズ』(おにシリーズ)はパンドラボックスとウィンキーソフトが制作しバンプレスト(後のバンダイナムコゲームス)から発売されたコンピュータRPGのシリーズ。 == 概要 == 『ONIシリーズ』は、最初の企画ではパズルゲームとして開発されるものであった。それがいつの間にかRPGに変更になり、「他の焼き直しを作らず、他には無いものを作る」というコンセプトの元、変身(転身)システムが取り入れられた。この変身システムは元々仮面ライダーのコンセプトである「孤高の戦士が変身して悪を倒す」というイメージが原点である。〔ONI大百科 40-41頁〕日本を舞台に鬼や妖怪が登場する和風RPGになったのは、ディレクターでシナリオ担当でもある佳丈祐子が鬼や妖怪が好きでそういったもののゲームを前々から作りたいと思っていたからである。〔ONIシリーズ完全公式ガイドブック 138-139頁〕 『鬼忍降魔録 ONI』をプレイしたユーザーの多くから望まれたのが、パーティー制の導入であった。続編の『ONI II -隠忍伝説-』では世界観そのままにパーティー制が導入されたが、前作にあった変身システムは外された。外した理由の一つにプロデューサーの飯島健男は、「僕は戦隊ものって好きじゃないんですよ。徒党組んで特殊能力持って変身までしたら弱いものいじめだろうって」と述べている。〔ONI大百科 41-42頁〕これには、「変身しないのは悲しかった」というユーザーの声もあった。〔ONIシリーズ完全公式ガイドブック 140頁〕 『ONI III -黒の破壊神-』以降の作品ではシリーズの基本となった『II』〔ONI大百科 42頁〕に『I』の変身システムを組み合わせ、前作を知らない人でも楽しく遊べるようにと『III』では時代設定を大きく変え前作とのつながりを断ち、『ONI IV -鬼神の血族-』では初めての人も慣れた人も共に満足できるようにと難易度設定が採用された。〔ONI大百科 43頁〕
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ONIシリーズ」の詳細全文を読む
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