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2B1オカ自走迫撃砲()は、ソビエト連邦軍が開発した口径420 mmの世界最大の自走迫撃砲である。 名の由来はボルガ川の支流オカ川から。 == 概要 == 試作品は1957年に作られ、その車体はキーロフ工場で設計・製造された。 20 mにもなる砲身を持ち、750 kgの砲弾を45 km先まで飛ばすことが出来、5分に1発の発射が可能だった。 これほどまでに巨大になったのは戦術核砲弾の使用を前提として、当時の戦術核砲弾の最小口径から420 mmの口径が決定された為である。 砲身はカノン砲のようにも見えるが、砲身は肉厚が薄く、大きな仰角で打ち出す方式で迫撃砲に分類される火砲である。 さまざまな欠点があり、改良は1960年まで続いたが、戦術弾道ミサイルに比べて利点が無いことから開発は断念され、試作車両のみで量産されず、実戦には参加していない。現在では試作車両が博物館に展示されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Oka自走迫撃砲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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