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P14エンフィールド[ぴー14えんふぃーるど]
P14エンフィールド(P14 Enfield)または.303パターン1914小銃(Rifle, .303 Pattern 1914)とは、第一次世界大戦時に採用されていたイギリスの軍用小銃である。内蔵固定式5発弾倉を備えるボルトアクション式小銃で、主にアメリカの企業によって生産された。1947年に正式な退役宣言が成されるまで、狙撃銃や二線級装備として配備され続けていた。P13エンフィールドの後継装備として採用され、また改良を加えたものが後にM1917エンフィールドとしてアメリカ軍に採用されている。 ==歴史==
===ボーア戦争とP13の開発=== ボーア戦争の最中、イギリス軍は7x57mmモーゼル小銃(M1893及びM1895)による長射程かつ正確な狙撃に苦しめられていた。1910年、英国戦争省はこの戦訓の元にモーゼルの7x57mm弾と同等の高速強装弾として.276エンフィールド弾を採用する。この銃弾を使用するべく1913年に採用された新式小銃P13エンフィールド(P13 Enfield)は、改良されたモーゼル式ボルトアクション機構が取り入れた先進的な小銃であった。しかしドイツ帝国との緊張が高まる中、有事における補給の混乱を恐れた軍当局は新型銃弾を使用するP13の大量生産を見送った。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「P14エンフィールド」の詳細全文を読む
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