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P型小惑星[ぴーかたしょうわくせい] P型小惑星(P-type asteroid)は、低いアルベドと特徴のない赤みがかった電磁スペクトルを持つ小惑星の分類である。有機物の豊富なケイ酸塩、炭素、無水ケイ酸塩で構成され、内部には恐らく水の氷が存在すると推定されている。P型小惑星は、小惑星帯外縁部以遠で見つかる。 ==分類学== 小惑星の分類の初期のシステムは、1975年にデイヴィッド・トーレンの博士論文を基礎として確立された。これは、110個の小惑星の観測に基づくものであった。C型小惑星とS型小惑星の分類に当てはまらないスペクトルを持つものの雑多な分類として、U型小惑星という分類が用いられた。1976年、中程度の値のアルベドを持つU型小惑星のいくつかがM型小惑星とされた。 1981年頃、M型小惑星と区別できないスペクトルを持つが、M型小惑星の基準に満たない低いアルベドを持つ小惑星が発見された。これらは当初、X型小惑星とされたが、後にDM型、PM型とされ、P型小惑星として新しい分類とされることになった(Pは"pseudo-M"を表す)〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「P型小惑星」の詳細全文を読む
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