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QAPF図(キューエーピーエフず、)とは、鉱物学的な組成に基づいて火成岩を分類するときに使われる、ひし形のダイアグラム。Q・A・P・Fは、石英(Quartz)、アルカリ長石(Alkali feldspar)、斜長石(Plagioclase)、準長石(Feldspathoid)という4つの鉱物グループの頭文字である。石英(Q)・アルカリ長石(A)・斜長石(P)・準長石(F)は、それぞれQAPF図において四方に配置され、それらの比率に基づいて鉱物が分類される。QAPF図において、Q・A・P・Fの比率は正規化される(つまり、Q・A・P・Fの合計が100%になるように数字が調整される)。 ==起源== QAPF図は、スイス出身の岩石学者であるAlbert Streckeisen博士の主導で国際地質科学連合(IUGS)に設けられた「火成岩の分類法に関するIUGS小委員会」(Subcommission on the Systematics of Igneous Rocks)によって、1974年に提案された〔 See for example the diagram as it appears in 〕 (そのため「Streckeisen diagrams」の別名がある)。 火成岩、特に深成岩を分類するための図として、世界中の地質学者にQAPF図は受け入れられた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「QAPF図」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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