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S-マイン[えすまいん]
S-マイン(:榴散弾地雷、の意)とは第二次世界大戦でドイツ軍が使用していた対人地雷の一つである。「エス=マイン」は英語読みで、ドイツ語読みでは「エス=ミーネ」ないし「エス=ミイネ」となる。 == 概要 ==
爆薬により地中から1.2mの高さの空中へ飛び出して炸裂する、跳躍地雷(空中炸裂型地雷)の一種で、通常の地雷と違い、地雷を踏んで作動させた者だけではなく、その周囲にいる者にも被害を及ぼすため、敵歩兵に対し大きな脅威となった。 その飛び上がってから爆発する独特の姿は連合軍兵に「バウンシング・ベティ」(跳ねるベティ)と呼ばれ恐れられた(通常の対人地雷が足を吹き飛ばす程度で殺害より負傷をさせる兵器であるのに対してS-マインは殺傷向きの地雷である)。 第二次世界大戦開戦前から量産されていたSMi35の他、簡易量産型のSMi44が作られた。後者では鉄球の数が増やされた他、信管が円筒の中央から端にやや寄せられた形となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「S-マイン」の詳細全文を読む
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