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SL館 : ウィキペディア日本語版
夕張市石炭博物館[ゆうばりしせきたんはくぶつかん]

夕張市石炭博物館(ゆうばりしせきたんはくぶつかん)は、北海道夕張市高松7番1号にある博物館
石炭の歴史村の整備に合わせてその中核施設として1980年(昭和55年)7月に開館したもので〔、1970年(昭和45年)開設の夕張市郷土資料館(後に夕張市炭鉱資料館に改称)を前身としている。
北海道の明治期以降の基幹産業となった石炭産業を、石炭炭鉱のテーマに分け、石炭の生成から開発、利用など技術や労働、生活を実物の資料、坑道、石炭層などから紹介している。
北炭夕張炭鉱天竜坑を利用した採炭現場の動態展示〔横井正浩(2006年8月29日). “夕張よ 盛衰の軌跡 1 炭鉱から観光へ 「積極路線」が病巣に”. 北海道新聞 (北海道新聞社)〕など石炭産業関連としては世界でも有数の博物館である〔“来月、夕張で石炭フォーラム 国内の研究者一堂に 博物館もり立てに一役”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2008年7月31日)〕。
2013年(平成25年)に「郷土文化施設」となり、観光施設から文化施設に行政上の扱いが転換された〔“石炭博物館 文化施設に 夕張市 存続へ観光から転換 SL館なども 改修費 国の補助活用”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2013年6月12日)〕。
== 施設概要 ==

=== 夕張市石炭博物館 ===

* [1階]展示室
* [2階]展示室
 * 地下坑道展示室(模擬坑道)〔“そらねっと24 今年、大規模修繕 夕張・石炭博物館 産業遺産へどう再生 開館30年余 傷みひどく エレベーター室 壁に穴”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2011年5月10日)〕
 * 炭鉱機械館〔
 * 採炭作動館
 * 史跡夕張砿〔“石炭の歴史村 史跡夕張鉱”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1980年6月26日)〕(登録有形文化財
 * 夕張の石炭大露頭〔(北海道指定天然記念物日本の地質百選
* 展示品・収蔵品
 * 石炭産業資料/約5000点
 * 地学資料/約500点
 * 生活資料/約3000点
* 石炭博物館本体とは別に、民俗・生活資料を展示する炭鉱生活館。石炭輸送に活躍した蒸気機関車などの鉄道関係資料を展示するSL館などを展示サテライトとして持つ。また、周辺の北炭夕張炭鉱関連施設は登録有形文化財となっている。郷愁の丘センターハウス及び生活歴史館にも一部郷土関係資料が収蔵・展示されていたが、郷愁の丘は閉鎖となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「夕張市石炭博物館」の詳細全文を読む



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