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S.M散[えすえむさん]
S・M散(エスエムさん)は、胃薬のひとつ。炭酸水素ナトリウム、沈降炭酸カルシウムを主剤とし、カンゾウ、オウレン、ケイヒ、ウイキョウなど生薬を含む薬。第一三共エスファから調剤用胃腸薬「S・M配合散」として製造販売している。 == 概要 == 制酸薬、消化薬などの複合薬で、健胃薬のひとつ。慢性胃炎、胃もたれ、食欲不振、胸やけ、吐き気などの胃腸症状にごく一般的に広く処方されてきた。速効性のある炭酸水素ナトリウムおよび、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、沈降炭酸カルシウムなどの胃酸を中和する制酸薬、タカジアスターゼなどの消化薬、生薬などを複合的に調合している。機能性胃腸症に伴う不定愁訴のほか、鎮痛薬など他の薬の摂取に伴う胃腸症状を予防するために用いられる。苦味成分があるが、これが食欲中枢に作用する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「S.M散」の詳細全文を読む
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