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TCKディスタフ : ウィキペディア日本語版
レディスプレリュード

レディスプレリュードは、大井競馬場で開催される地方競馬重賞統一JpnII競走である。農林水産大臣が賞を提供しており、正式名称は農林水産大臣賞典 レディスプレリュードと表記される。2010年まではTCKディスタフとして施行されていた。TCKとは東京シティ競馬(大井競馬場の愛称)の略である。
== 概要 ==
2003年地方競馬全国のサラブレッド系3歳以上牝馬による準重賞競走として施行。2004年から重賞として創設され、格付けは南関東SIII。2003年より地方競馬の全国交流競走として施行されていた。2010年よりGRANDAME-JAPAN・古馬シーズンに指定されている。
基本的にジャパンブリーディングファームズカップ(JBC)施行当日に行われており、地方競馬版のブリーダーズカップ・ディスタフに相当する競走として行われており、名称もそこからつけられていた。大井競馬場で開催される年はアンダーカードとして施行され(2003年、2004年、2007年)、2005年もJBC当日(この年は名古屋競馬場で施行)に行われた。2006年と2010年はJBCが南関東公営競馬の競馬場にて実施され開催日程が調整されたため、JBC当日の施行ではなかった。
2011年からは『JBCレディスクラシック』が創設されるために発展的解消を行い、新たに中央競馬所属馬を含めた新重賞『レディスプレリュード』として施行されることが発表された〔~日本における牝馬ダート競走の最高峰!~ JBCレディスクラシック競走の実施について - 東京シティ競馬公式サイト 2010年12月7日閲覧。〕。なお、南関東公営競馬のサイトでは「TCKディスタフ」からレース名称を変更するという説明がなされている〔南関東4競馬「平成23年度 開催日程及び重賞競走日程について」(2010年12月14日) 〕。これに伴い、Road to JBCに指定された。
なお、レディスプレリュードと改められた2011年以後2年間は、日本グレード格付け管理委員会の取り決め〔重賞が新設される場合は最低2年間は「(新設)重賞」と表記してグレードを付けないことになっている〕で、ダートグレード競走としての格付けなしで施行されていた。2013年に同委員会によりJpnIIに格付けされた〔2013年ダート交流重賞の新規格付けについて - 地方競馬全国協会公式サイト 2012年10月22日〕〔2012年までの1着賞金2,100万円は地方競馬のダートグレード競走の多数のJpnIII格付け競走と同額〕。
出走資格サラブレッド系3歳以上牝馬でフルゲートは16頭である。出走枠はJRA所属馬が5頭、南関東地区所属馬が7頭、南関東地区以外の地方所属馬が4頭と定められている。なお、川崎競馬場で行われるスパーキングレディーカップに優勝した地方所属馬には本競走の優先出走権が付与されている。
負担重量は3歳は53kg(南半球産馬は2kg減)、4歳以上は55kgを基本とし、更に競走施行日5日前より過去のGI及びJpnI競走1着馬は2kg増、GII及びJpnII競走1着馬は1kg増が課せられる。ただし、2歳時の成績を除く。〔
本競走の優勝馬にはJBCレディスクラシックの優先出走権が付与される〔。2012年までは地方所属馬に限り上位2着までにクイーン賞の優先出走権が与えられていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「レディスプレリュード」の詳細全文を読む



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