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TJライナー(ティージェイライナー)は、東武鉄道東上本線で運転されている座席定員制(池袋乗車時のみ)の優等列車である。JRなどで運行されているホームライナーに似た形で運行されている。 2008年(平成20年)6月14日に運転を開始し、東上本線の有料列車としては特急「フライング東上」号以来約50年ぶりとなる。ただし「TJライナー」は「フライング東上」と異なり、この名称を愛称としてだけではなく、愛称を兼ねた正式な列車種別名としている。 シンボルカラー(ロゴマーク)は青を基調とする。停車駅案内・駅時刻表においての色は橙を使用。 2010年1月には、日本鉄道運転協会創立51周年記念式典における東記念賞を受賞した〔(2010年10月25日時点のアーカイブ) 受賞内容は「東武東上線『TJライナー』の設定及び総合的な輸送形態の改善について」である。〕。 == 運行概要 == ふじみ野以北各駅への速達性を高め、「座席定員制」として快適な車内環境を確保する目的で、下り列車は夕方以降に、上り列車は朝に運転を行っている。 2016年3月26日改正のダイヤでは、下り列車は平日ダイヤでは13本(1 - 21号は小川町行き、23・25号は森林公園駅行き)、土休日ダイヤでは9本(全列車小川町行き)が運転され、上り列車は平日ダイヤに2本運転される(森林公園駅始発)〔「東武東上線時刻表 平成28年3月26日ダイヤ改正号」東武鉄道株式会社〕〔TJライナーの時刻表 - 東武鉄道〕。 なお、大幅にダイヤが乱れた場合は運転を取り止めることもあり、他の種別に変更して運行される場合もある。 2008年6月の運行開始以降、順調に乗客を獲得していることから、2011年3月5日のダイヤ改正で平日ダイヤで3本を増発し、土曜日・休日ダイヤで森林公園行き2本を小川町行きに延長した〔(2010年11月21日時点のアーカイブ) に「TJライナー増発」の文言がある。〕〔(2011年2月6日時点のアーカイブ)〕。2013年3月のダイヤ改正からは、全列車が小川町行きとなり、平日ダイヤ1本、土曜日・休日ダイヤ2本の増発がなされた。さらに2011年から毎年12月 - 1月には夜間に臨時列車が1本運転され、2014年7月からは毎週金曜日、2015年6月からは毎週木・金曜日の運転に変更されている。 2016年3月のダイヤ改正で、平日ダイヤのみ上り列車が新設された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「TJライナー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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