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無声後部歯茎破擦音(むせいこうぶしけいはさつおん)は、子音のひとつ。舌端を上歯の歯茎後部にあてたあと、舌を離した瞬間に舌と歯茎後部の間にできるすき間に息を通すことで起こる息の摩擦により調音される破擦音の無声音。 国際音声記号(IPA)では (文字参照は t͡ʃ)と記す。かつては 合字(リガチャ)の (U+02A7) を使っていた。さらに略記で (文字参照は tʃ) と記される。 == 特徴 == * 気流の起こし手 - 肺臓気流機構によって生じる呼気。 * 発声 - 声帯の振動を伴わない無声音。 * 調音 * 調音部位 舌端と歯茎後部による後部歯茎音。 * 調音方法 * 口腔内の気流 - 舌の中央を気流が通る中線音 * 調音器官の接近度 - 完全な閉鎖をゆっくりと開放することによって隙間から起こる摩擦を伴う破裂音(破擦音)。 * 口蓋帆の位置 - 口蓋帆を持ち上げて鼻腔への通路を塞いだ口音。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「無声後部歯茎破擦音」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Voiceless palato-alveolar affricate 」があります。 スポンサード リンク
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