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U.S.S.エンタープライズ()は、アメリカのSFテレビドラマ『スタートレック』シリーズに登場する架空の恒星間宇宙船である。 == 概要 == 『宇宙大作戦』の主役艦として登場し、その多大な功績から宇宙艦隊の象徴的な艦と位置づけられた。また、以後の時代でもその名を受け継ぐという形で、同名の宇宙船が多数登場している。これは、最近まで現役であったアメリカの原子力航空母艦エンタープライズが、第二次世界大戦中の航空母艦エンタープライズから名を代襲しているのと同様である。エンタープライズ以外にも同名で別世代の艦は存在するが、登録番号「NCC-1701」まで受け継いでいるのはエンタープライズのみである〔『新スタートレック』第28話「闇の住人」に登場したヤマトの登録番号は「NCC-1305-E」であり、登録番号の継承を示唆していたが、第37話「埋もれた文明」に再登場した際に「NCC-71807」に変更されている。『新スタートレック』の技術コンサルタントを務めたマイケル・オクダの著書『スタートレックエンサイクロペディア』によると、ヤマトの登録番号「NCC-1305-E」は誤りとされている。〕〔『ヴォイジャー』第116話「過去に仕掛けられた罪」に登場したレラティヴィティの登録番号は「NCV-474439-G」であったが、レラティヴィティは宇宙船ではなく29世紀の時間船である〕。なお、「U.S.S.」とは「」(惑星連邦宇宙艦)を略した艦船接頭辞である〔登録番号の「NCC」が何の略であるかは公式に説明されたことがない。1975年発行の ''"Star Trek Blueprints"'' 及び ''"Star Fleet Technical Manual"'' では「Naval Construction Code Number」(艦隊建造登録番号)の略ということになっている。〕。 『宇宙大作戦』の主役艦は、円盤状の「第1船体」(円盤部)と紡錘状の「第2船体」(機関部)を「ドーサルネック」で繋ぎ、第2船体後部から左右に広がる2本の「パイロン」の先端にそれぞれ円筒状の「ワープナセル」(推進部)がついた、航空機を思わせるデザインである。このデザインは、後のシリーズの主役艦でも多少のアレンジを加えつつも継承され、惑星連邦宇宙船の基本デザインとなっている。ブリッジが第1船体の中央最上部に、デフレクター盤が第2船体の先端にある。 なお、以下では各艦の区別のため、『宇宙大作戦』の主役艦を「初代エンタープライズ」、その登録番号を受け継いだ艦をアルファベットで「○型艦」と呼ぶものとする。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エンタープライズ (スタートレック)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Starship Enterprise 」があります。 スポンサード リンク
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