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USB扇風機[ゆーえすびーせんぷうき]
USB扇風機(ユーエスビーせんぷうき)は、パーソナルコンピュータ(パソコン)に搭載されているUSBポートから電源を供給して卓上で使用する小型の扇風機。パソコンのUSBポートは電源供給の機能を備えており、周辺機器への電力供給用の端子としての使用も可能なことから、扇風機をこのポートに接続して電源を得るものである。 == 概要 == USB規格が一般化し始めた2000年前後に登場し、2005年のクール・ビズキャンペーンによって各企業が室内の冷房を弱目にすることが多くなったことから、職場での個人用の空調装置として徐々に普及し始めた。 パソコンさえあれば電源が得られることや、安価な物なら実売価格数百円、高価な物でも数千円程度と、個人でも手軽に買える価格帯であること、小型のために机の上に置いても仕事の邪魔にならないことなどの特長が、普及を助ける要因となっている。自分が涼む以外にも、パソコン本体を冷やす目的にも使用できる。 欠点としては、全動力をUSBからの給電に頼ってる制約上、風量がそれほど大きくないことや、一般的な扇風機では当たり前の機能が省かれていることが多い、などの点が挙げられる。風量調節は、せいぜい強・弱の2段階の切替程度であり、自動首振り機能をもつ製品も少ない。構造が単純化されているために、モーターの駆動音や風を切るファンの音が予想外に騒々しい場合もある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「USB扇風機」の詳細全文を読む
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