|
一般的なUSBメモリの内部 # USBコネクタ # USBコントローラ # テストポイント # フラッシュメモリチップ # 水晶振動子 # 発光ダイオード(アクセスランプ) # ライトプロテクトスイッチ # 二つ目のフラッシュメモリチップ(この写真では未実装) USBフラッシュドライブ()は、ユニバーサルシリアルバス(USB)を用いてコンピュータに接続してデータの読み書きを行う半導体メモリを用いた補助記憶装置のうち、別途メモリーカードやリーダライタを必要とせずに単体で動作するものであり、日本国内においてはUSBメモリとも呼ばれる。 典型的な製品の大きさは、長さ数センチメートル、幅と厚さはUSB A端子より若干大きい程度である。 USBメモリの普及当初はUSB A端子にてコンピュータと接続するタイプが多かったが、スマートフォンやタブレットコンピュータの普及に伴いmicro B端子をもつUSBメモリも販売されるようになってきた。 == 概要 == USB規格には、USB Mass Storage Class(USBマスストレージクラス)という補助記憶装置を接続するための仕様があり、このクラスに対応した機器およびオペレーティングシステム(OS)であれば、特別なドライバを改めてインストールする必要もなく、装置をUSBコネクタに接続することでただちに補助記憶装置として認識することができる。この仕組みを用いたのが、USBメモリである。 データの記録にはフラッシュメモリが使われており、記憶容量は2015年現在、数MBから1TB以上までさまざまである。フロッピーディスクやMO、CD、DVDのように専用のドライブ装置を必要としないうえ、コンパクトで大容量なため利便性が高い、モーター回転部などの駆動部がないため衝撃に強い、小型で可搬性に優れる、という特徴を持つ。 2004年前後から急激にシェアを伸ばし、SDメモリーカードとともに持ち歩ける大容量フラッシュメモリの主力として用いられている。補助記憶装置としての機能面で製品の差別化を図ることが難しいため、データの読み書き速度を向上させた製品や、セキュリティ確保のために指紋認証機能を備えた製品、デザインに趣向を凝らした製品が登場している。近年では食品やキャラクターなどをかたどったデザインのUSBメモリが数多く登場し、話題になることも少なくない。またUSB端子を保護するためのキャップが付いている製品も多いが、近年ではキャップの代わりにUSB端子をスライドさせるキャップレスタイプも登場している。 パソコンのデザインや、その設置場所・設置方法によっては手を伸ばしやすい位置にUSBポートを装備していないこともあるため、使いやすさを確保するために延長ケーブルが付属する場合もある。 ファイル:PC Mass storage device USB flash drives.jpg|さまざまな USB メモリ ファイル:Sushi USB Memory (1066586).jpg|寿司型 USB メモリ ファイル:Minimini USBMemory.JPG|超小型 USB メモリ 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「USBフラッシュドライブ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|